(おもとの丘奮闘記④)
かぼすの植え付け作業を開始しました。
先日まで苗の植え付け準備を行なってきましたが、
いよいよ、植え付け作業に入りました。
柑橘類の植える時期としては、まだ休眠して芽の出ていない時期、かつ、あまり寒くない時期が良いとされています。まさに3月~4月上旬が適期となります。
昨年は、造成工事の遅れなどから一部の圃場では5月
までずれ込んで植えました。
やはりというか予想通り、その後の生育は思わしくありませんでした。
助っ人を呼びました。
時期が限られるので、一気に植えなくてはなりません。社員だけでは間に合わないので、助っ人を呼ん
で皆で作業を行なっています。
(シルバー軍団)
毎日3~4名の70歳代の方々に来てもらっています。まだまだ元気。若いものより仕事が丁寧で助か
っています。
(県立農業大学校生)
たまたまこの時期に、大分県立農業大学校の生徒3名をインターン研修として受け入れました。(わずか2日間でしたが)
君たちは本当にいい時期に来たね。しっかり勉強して
帰っておくれ。
丁寧に植える。
かぼすの苗は、人間でいえば赤ん坊と一緒。丁寧に扱います。
・次に植える苗は、苗圃から堀り上げて水に漬けてお
きます。
・植え付け作業の合間も、根が乾かないように株際を
ビニールで覆っておき、一本ずつ取り出して植えま
す。
・植えるときは、細かい根をできるだけ傷つけず、根
の間に細かい土を押し込むように丁寧に植えます。
・水をたっぷりやります。
水分補給の意味だけではなく、細根の間に土がうま
く入るように、水を入れた後、苗を軽くゆすったり
上下させたりします。
植え付け完了
今春植え付け予定の3枚の圃場の内、1枚の圃場で
植え付けが完了しました。
3-1圃場 約80a (8000㎡)
エカキムシやかいよう病に負けず。
台風にも倒れずに。
すくすく育っておくれ。
(「おもとの丘」の長老)
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