(おもとの丘奮闘記)
我が農園では、毎年、かぼすの苗を植えて育てています。一番最初に植えた苗に、昨年初めて実を成らせわずかで すが出荷しました。
今はカボスの苗は休眠中で、剪定作業を行なっているところです。ところが、ちょっと目を離したすきに野うさぎが
園地内に侵入して、枝や幹を食べています。

下の方の枝がかみ切られ、下に落として葉だけを食べています。
切り口は、鋭利な刃物で切ったようにスパッと切られています。

幹もかじられました。
昨年までは下の方の小枝を切られるだけでしたが、
今年、幹までかじっていました。
犯人はどんな奴?

監視カメラに犯人が写っていました。
調べてみると、「二ホンノウサギ」ということで、日本に広く生息するらしい。
ペットのうさぎは「イエウサギ」という分類で、「二ホンノウサギ」とはルー
ツが異なるということでした。
対策はしていたのに・・・


「おもとの丘」では、獣害防止のため防獣柵を設置しています。下1mほどのところに、ワイヤーメッシュという
金属製の柵を張り、上部はナイロンネットで塞いでいます。
野うさぎは、基本的に下に穴を掘る。時々、ワイヤーメッシュをへし曲げて侵入しています。
定期的に防獣柵の点検をしていますが、なかなか完璧にはできません。
まだまだイタチごっこは続く・・・。
そこで野ウサギに一言。
山にはエサはたくさんあるやろうに、わざわざカボスを食べんでもいいやろ。
いい加減にせーよ。
「おもとの丘」の長老