来んでもいいのに 台風が来た
- yoshiharutsuru
- 2022年9月23日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年5月31日
( おもとの丘奮闘記㉘ )
強い台風14号が通過しました
9月の18日(日)に台風14号が九州の西岸を北上し、おもとの丘のある宇佐市は台風中心の東側に位置するこ
とから、かなり強い雨と風が吹きました。また、台風通過後はすぐに天気が回復するかと思っていたら、強風域が
広く、次の日(月)も夜まで吹き戻しの風が吹きました。
今まで、おもとの丘の失敗やトラブルをいろいろ紹介してきましたが、「今度は台風か」とスタッフ一同心配して
見守っていたのですが、被害が出ました。
防獣柵が倒れました

(倒れた防獣柵)
経費節減で、入り口のゲートには一部竹を
使っていましたが、だめですねえ。
おもとの丘の周りの山には、イノシシやシカ、野ウサギがウジャウジャいます。もし、防獣柵を設置せずにかぼすを植えたら、苗の段階でシカや野ウサギに葉を食べられ、つんつるてんにされて成長が止まります。イノシシは葉も果実も食べませんが、とにかく土を掘らずにはいられない動物なので、苗が掘り返されてしまいます。


(数百mにわたって倒れた柵) (傾いた道路沿いの柵)
草だらけでわかりにくいのですが、写真の真ん中付近
に柵があり、左側に倒れてしまった。
初期の防獣柵は簡易的
おもとの丘では、今まで5年間で4回苗を植えて面積を拡大してきましたが、植え付け年次ごとにⅠ期~Ⅳ期と圃
場に名前を付けています。Ⅲ期とⅣ期は国庫事業で造成と防獣柵をセットで施工しましたので、かなりきちんとし
た柵でしたので被害はありませんでしたが、Ⅰ期とⅡ期はほぼ自力で(一部補助金はいただきました)、防獣柵は
簡易的なものを設置していました。
軽量のパイプに下半分を金属製の網(ワイヤーメッシュ)、上部はナイロンネットという構造でした。通常なら何
とかイノシシ、シカを防げていたのですが、悪いことにクズ等のかずらが巻き付いて重くなっているところに台風
の強風で倒れてしまいました。他の作業の合間を見つけて復旧します。
道路も流されました

(圃場と圃場を結ぶ幹線道路)
表面は流されてデコボコ
横は深い溝ができました。
この道路何回やられたかな。
苗が倒れました
今年の春に植えたかぼすの苗が、かなり倒されました。去年植えた苗も少し倒れましたが、植えて1年目の苗が圧
倒的に多いようです。これは根の張り方の違いで、植えてまだ半年もたっていない苗はまだ根の張りが少なく、風
には弱いのです。支柱も立てていたのですが、支柱もろとも倒されました。


( 倒された1年目のかぼす苗 ) ( 株際にあいた穴 )
連続して倒れた苗。隣の列は倒れていないので、ここが 倒れてはいないが、風で右に左に揺さぶられ
風の通り道だったか? て穴(すき間)が開いた苗。このままでは根
が乾燥するので埋める。
復旧しています
倒れた苗はできるだけ早く復旧する必要があります。そのままで放置すると、倒れた状態で根が出るので 起こし
にくくなりますし、根が切れている場合枯れることもあります。


( 引き起こして根元に土を寄せて踏む ) ( 支柱の打ち直し )
枝も折れました

(Ⅰ期 5年目の結果樹の枝折れ)
ごく一部ですが、結果樹の枝も折れている箇所が
ありました。
しかし、まあ、あまり影響はありません。
この後のかいよう病が心配
直接的な被害は上記のようなことですが、この後、さらに心配なことがあります。それはかいよう病の蔓延です。
かいよう病は前回のブログでも書きましたが、かぼすにとって最凶かつ、一旦発生するとなかなか根治できない
恐ろしい病j気です。台風の風で葉や枝に傷ができて、そこからかいよう病菌(細菌)が侵入し大発生することも
あります。ある程度の時間が経たないとわからないので、とても心配しています。
今回の台風は、被害はありましたが致命的なものはなく幸いでした。若いスタッフにとっては、農園の初期に色々な経験をすることは、今後のために貴重な経験となったことと思います。
かぼすの出荷はぼちぼち終了
かぼすの出荷は、おかげさまで各方面からたくさんのご注文を頂き、毎日出荷作業に追われています。緑色のかぼすは、当初10月上旬頃まで続ける予定でしたが、ご注文が多かったことや農園の栽培上のトラブルもあったことなどから、出荷できるかぼすが少なくなりもうすぐ終了します。11月上旬からは、数量限定ですが黄かぼすの販売をします。
思い返せば今年も色々ありました。まさに奮闘記。
早く穏やかな日々が来ないもんかねえ。
( おもとの丘の長老 )
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