
おもとの丘とは
平成29年6月に大分県宇佐市に小さな会社が発足しました。 大分県宇佐市の霊峰「御許(おもと)山」の麓の丘に、カボス農園を作るための会社です。株式会社 未来農林 といいます。
そして、3年間こつこつとカボスを植えてきて、農園に名前を付けました。 大分うさ・カボス農園「おもとの丘」です。
「カボス」は香酸柑橘(こうさんかんきつ)類の一種です。
香酸柑橘類は、香りと酸味を楽しむ柑橘類で、全国でいろいろな種類が栽培されています。
代表的なものとして「ユズ」「スダチ」「カボス」「レモン」等があり、それぞれに特徴があり、人による好みも様々です。
「カボス」は栽培面積の約95%が大分県で栽培されており、まさに「大分特産」の香酸柑橘と言えます。カボスの特徴は、その鮮烈な香りとまろやかな酸味で、大分県人は、あらゆる料理にかけたり、焼酎に入れたり、ドリンクにして楽しんでいます。
カボス農園予定地は、もともとみかん園であった土地です。
昭和40年代終わり頃から50年代にかけて、みかんの価格が暴落し耕作放棄地となり、山に還っていた土地です。
そこを再び整備し、カボスを植えています。
最初は自力で樹を切り、造成をしてカボスを植えていきました。植え方がまずく枯れそうになったこともありますし、猪や鹿を防ぐため柵で囲いましたが、柵を破られ鹿に葉を食べられて 丸坊主にされた園地もあります。
そのたびに植え直しをや潅水をし、また、柵の補強をしながらカボスの苗を育ててきました。一番最初に植えた苗は、3年間の育成期間を経て本年実を成らせます。初結果です。
現在、国の事業を活用して理想的なカボス園を作るべく、造成作業が進んでいます。毎年、植え付け面積が増え、数年後に大分県一の規模を誇るかぼす園になる計画です。


